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世界の石灰(生産量の推移)

<2011/07/07更新>
 世界の石灰について、USGS(米地質調査所)発表の資料をもとに表とグラフにまとめました。
 石灰(せっかい、lime)には、生石灰(CaO)や消石灰(Ca(OH)2)があります。古くから建築材料として使用され、現代においてもコンクリート生産や鉄鋼生産に用いられます。
 1900年代の初めころ、石灰の80%以上は建築に使用されました。現在は90%以上が化学・工業用に使用されています。化学的な用途としては、アルカリ、カルシウムカーバイド、アセチレン、クエン酸、マグネシア、次亜塩素酸カルシウムなどがあります。工業的用途では、精糖、耐火製品、酪農、接着剤、ゼラチン、製パン、青果保管などがあります。

■ 世界の石灰(国別生産量の推移)

(単位・・・千トン) 1995年 2000年 2005年 2010年
中国       20,000 21,500 24,000190,000
アメリカ     18,500 19,600 20,000 18,000
インド      14,000
日本       7,900 7,650 8,600 9,400
ブラジル     5,700 5,700 6,500 7,700
ロシア      8,000 8,200 7,400
ドイツ      8,000 7,600 6,700 6,800
イタリア     3,500 3,500 3,000 6,400
メキシコ     6,600 6,500 5,700 5,700
トルコ      3,400 4,000
韓国       4,000
フランス     2,600 2,400 3,000 3,700
イラン      2,500 2,800
ルーマニア    1,700 1,700 2,000 2,200
オーストラリア  2,000 2,200
スペイン     2,200
ポーランド    2,500 2,500 2,000 2,000
ベルギー     1,800 1,750 2,000 2,000
カナダ      2,600 2,600 2,250 1,800
ベトナム     1,800
イギリス     2,500 2,500 2,000 1,600
南アフリカ    1,700 1,345 1,400 1,400
ブルガリア    2,500
その他      34,000 21,200 19,000 16,000
合計(四捨五入)120,000116,000127,000310,000
※空欄部分は極少または「その他」に含みます。
(出典) USGS「Mineral Commodity Summaries(鉱物商品概要)」

 
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