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国語

 国語は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの領域で、言語を使う活動をとおして、その能力を高めることに目的があります。国語の力とは、漢字や語彙などの知識量であるとともに、言語論理能力や言語表現能力などの言語を操る能力であるといえます。

 人は考える時も心の中で言語を用いて考えます。幼い子どもが「~しましょうね」などとぶつぶつ言いながらままごと遊びをするのは、心の中の言語が未発達だからです。言語の能力を高めることは、考える力をつけていくために重要でありますし、言語活動は他の教科でも必要とされます。そのような意味で、国語という教科は最も基礎的で重要なことを学習する教科であるといえます。
 

社会

「なぜ社会科を学ぶのか…」そんな疑問を持ったことがありませんか。私達の生活は、物質的にはとても豊かになってきました。しかし、同時に私たちの生活を脅かすような問題も生まれています。私達が生活していくうえで、こうした社会の動きを見る力や考える力を養っておかなければ、よりよい生活を送ることはできません。そのために社会科を学びます。

 中学校で学習する社会科では、地理的分野・歴史的分野・公民的分野の三つに分かれます。しかし、これらの三つの分野を切り離して考えるのではなく、互いに関連づけ、全体的にとらえることが大切です。小学校の社会科においてもこのような観点が大切です。

(地理的分野)
 地域の自然のと人間生活との関係を考えるのが地理の学習です。地域の自然(位置・気候・地形)の様子や特色を知り、それらと産業との関係、人間生活に与える影響などを調べて、私たちがよりよい生活を送るにはどうしたらよいかを考えます。

(歴史的分野)
 過去から現在までの政治・経済・社会・文化の移り変わりを知ることによって、社会発展の方法をつかむのが歴史の学習です。ある歴史的なことがらについて、過去の出来事のつながり、背景にあるもの、国内の動きと外国の動き、民衆の生活とのつながりなどとの関係でとらえ、歴史を変化・発展させていくのは人間の営みであることをつかみます。

(公民的分野)
 政治・経済・社会の仕組みや現状を知り、よりよい社会生活を築くにはどうしたらよいかを考えるのが公民の学習です。政治・経済の原理や原則を知り、政治・経済・社会の動きが互いに関連しあっていることに気づき、よりよい生活を営むためにはどうするかを考えます。
 

算数・数学

 まずは計算力です。「計算のプロ」と自負できるくらいまで練習が必要です。次に、解法パターンの暗記です。小学生の場合、6年生までに多くの解法パターンを学びます。これらを問題と一緒に覚えてしまえばテストの点数は取れます。

 しかし、このような学習だけでは本当の意味で理解したことにはなりません。よく「計算はできるが、文章題は苦手で・・。」というケースがあります。特に○○式と呼ばれる学習方法に多く見られるのですが、計算と解法パターンの暗記で終わっている場合がほとんどです。パターンどおりに解答できれば十分なので、本当に算数に興味がある子ども以外は、あれこれと「考えて」問題を解くことをやめてしまいます。結果的に、覚えたパターンに合致しない文章題には対応できない状態になります。

 算数・数学は抽象的・論理的思考を養う学問です。その中でも抽象的なものから具体的なものへと置き換えるイメージトレーニングが、今後さらに重要視されるでしょう。例えば、幼少期に数をかぞえたりする場合には何か具体物が必要です。鉛筆を目で追いながら「1,2,3…」とかぞえたり、指を折りながらかぞえたりなど。そして小学校低学年で、その具体物が切り離され、基礎的な数字の操作へと移行していきます。そして繰り上がりや繰り下がりの計算、九九など、反射的に答えられようになるまで練習していきます。

 この頃からかけ算の意味がわからない子どもが急に増えてきます。「2×4=8」を具体物に置き換えるイメージができていないまま計算練習しているからです。わり算の意味になると、さらにわからない子どもが増えます。「等分」「分配」の意味まで、しっかり分けて理解できている子どもは少数です。土台となる基礎計算でさえ、このような状況です。せっかく抽象的・論理的に学んでも計算限定、パターン限定となってしまっては、一時的な満足感はあっても持続せず、数学を学ぶ本当の意味を見つけることができないでしょう。

 学習塾ノックスでは「計算」「パターン演習」にとどまらず、対話を通して意味を考えさせながら、抽象的・論理的思考の範囲をひろげ、算数・数学を学ぶ意味を実感できるように工夫しています。そうすることで、パターンには当てはまらない新傾向の問題についても対処できる力を養成します。
 

理科

 理科の学習内容には、過去の科学者たちが発見してきた真理が散らばめられています。それらは常識をひっくり返すような感動的で、知的好奇心を刺激するようなものがたくさん含まれています。過去の科学者たちが経験してきた発見の喜びを追体験できるのです。

 学習塾としては試験に対応していかなければなりませんが、このような理科の楽しさを少しでも伝えられたらと工夫しています。

 また、社会に出ると、様々な場面で問題発見能力や問題解決能力が要求されます。そのような能力を身につけるには、科学的に考える習慣が必要です。さまざまな化学物質に囲まれた現代の生活を安全に送るためには、理科の知識が必要です。さらに、日本は国民主権の国です。科学技術をどう使うかを最終的に決めていくのは、私たち国民一人ひとりにかかってきます。私たちが将来を決めていくためには、科学の知識がどうしても必要なのです。

 理科を単なる受験勉強で終わることなく、生活に役立てられるように意識させながら授業をすすめます。
 

英語

 電子メールやインターネットの普及で、自宅にいながらにして世界中の情報を入手できるようになりましたが、その使用言語は9割が英語です。また、実際の社会では英語を使う場面が多く、その必要性はますます高まるばかりです。英語を速く正確に「読み取り」、簡潔にまとめて「書く」力を身につけることが重要視されます。

 もちろん、世界中の人々とコミュニケーションをとるためには、「聞き取り、話す」力も身につけなければなりません。しっかりした英語力をつければ、そのような個人的、社会的ニーズにも対応できますし、受験英語にも役立つのです。

 学習塾ノックスでは、まず英単語のソフトウェアを使用して反復練習し、単語・連語・重要表現を覚えます。次に語順訳をおこないながら、和訳がしっかりできるようにします。そして文法事項をしっかりおさえ、ディクテーションによって英訳の練習をすすめます。リスニングについては、ネイティブの発音を聴きながら学びます。

 将来役立つ英語力を身につけるために、質の高い英文を多く読み、その中に使われている表現を自分のものにしていくことが大切です。英語は、問題を解くのみでは力のつかない教科です。繰り返し練習しながら、じっくりと実力を伸ばしていきます。
 

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